テクスチャを作る
目の色とシャツの色をちょっと変化させたいと思います。
無料版のメタセコさんだと簡単なテクスチャしか出来ませんのでご了承下さい。
有料版の機能制限版ではUV展開が出来ますので
おいおい説明していきます。
あくまで無料でモデルを作るのが目的なので、無料のソフトだけで作っていきたいと思います。
1.見本君の片目を削除して別オブジェクトにします。
選択の「接続面」で片目を選択して切り取り&貼り付け。
鏡面にはしません。
2.目のオブジェクトだけ表示させてプリントスクリーンします。
プリントスクリーンが分からない方はネットで検索して下さい。
3.FireAlpacaを起動して、「256×256」の画像を新規作成します。
4.
貼り付け。目の部分を表示させたいので移動させます。
移動しました。
5.目が大きいのではみ出ています。
大きさを出来れば画像に合わせたいので、
キーボードのCtrl+Tで変形して良い感じの大きさにします。
こんな感じで良いんじゃないでしょうか。
6.もっている技術を駆使して目玉を描きます。レイヤーは同じレイヤーに描かずに別レイヤーを追加して描いていきます。
ここで「絵を描く技術いらないって言ったじゃん?!」とか「ペンタブ持って無いって言ったじゃん?!」とか言われる可能性がありますが、
全部マウスだけでやっているので大丈夫です。
選択範囲とかグラデーション機能とか変形とかレイヤーを乗算に変えたりとか色々やってみて下さい。
ブラシの、ペンとか鉛筆の下の方にぼかしツールがあるのでとっても便利ですよ。
レイヤーはこんな感じになりました。
良いソフトをお持ちの方、ペンタブなどをお持ちの方は自分の好きな様に目玉を描いていってください。
保存でmdpファイル(ファイやアルパカさんの保存形式)で保存した後に、
別名保存で「eye.png」で保存します。ファイル名は何でも良いです。
pngにしましたけどjpgでも良いかな?
jpgだとちょっと画質が劣化するかもしれません。
bmp形式で保存でも良いんですが、ファイルサイズが大きくなるので今回はpngファイルで保存します。
7.メタセコに戻って
目の材質を新たに作ります。
マッピングは「UV」から「平面」に直してください。
8.目のオブジェクトを選択して材質を設定します。
コマンドの「マッピング」を押してください。
こんな感じに目の大きさと「eye.png」の画像の大きさがあっていないはずです。
緑の矢印の上に見えているのが目のオブジェクトです。画像がでかすぎです。
右のほうに出てきている、「Move」や「Scale」を使って大きさを変えたり移動させたりして、目のオブジェクトと材質が上手く大きさが合うように変更します。
正面から作業すると、青いボタンしか操作できないので、
斜めから見て、黄色のボタンで操作します。
9.正面から見るとこんな感じになりました。良いんじゃないでしょうか。
ちなみに、今回はプリントスクリーンで貼り付けた目の見本画像を表示させない画像でマッピングしましたが、
こんな感じの画像で位置合わせをしてから、正しいファイルに差し替える方法も出来ます。
元となるpng画像を変更すると、メタセコ上で勝手に変わってくれますので、
最初に位置合わせで見本レイヤーが見える状態の画像をマッピングして、
正式な画像を上書き保存すると、綺麗に位置も合わせられると思います。
実際に使っている画像です。
横顔から見るとこんな感じです。
10.位置合わせが終わって問題なければ、
マッピングを「平面」から「UV」に変更します。
その後、オブジェクトを左右を分離した鏡面に設定します。
11.続けて服も作っていきますが、同じことの繰り返しなので大幅に割愛します。
画像サイズは、大きめに作りたいので、「512×512」のサイズで作ります。
12.出来ましたが、後ろから見ると残念な結果になっていますね。
しょうがないんです。これは平面マッピングだとしょうがないんです!!
円柱タイプだったり球タイプのマッピングだと何とか出来ると思うのですが、
上手く作れる方法が分かりません。
UV展開をすればもっと細かなテクスチャまで設定出来るのですが、
このメタセコの無料版だとUV展開が出来ませんので、
簡単なテクスチャの使い方だけを説明しました。
下の方に、この記事を書く前にマッピングの存在をすっかり忘れて残念なテクスチャしか作れなかった時の記事を載せておきます。
直接「ペイント」でテクスチャを描いていく方法です。
何かの参考になれば幸いと思い、記事を残しておくことにします。
******************************************************
※注意
以下の内容は、マッピングの存在をすっかり忘れていた時に書いた記事です。
何かの参考になればと思い残していますが、何の参考にもならないかもしれません!
1.FireAlpacaさんで、256×256pixelの画像を作成し、白で塗りつぶした状態でpngで保存。
保存ファイル名は「eyes.png」にします。
※テクスチャ(画像)とmqoファイルは同じフォルダに入れて下さい。
文字数制限があるのであまり長い名前のファイル名は好ましくありません。
2.メタセコで目の材質を新たに作って、模様に「eyes.png」を入れます。
マッピング方法は「円筒」にします。
自己照明は1だとちょっと光りすぎの気もしますので、あとで0.8とか0.3とか調整してみてください。
3.見本君の片目を削除して、切り取り&貼り付け。
とりあえず鏡面設定しないで作ります。
4.新たに作った目の材質を指定します。
5.コマンドの「ペイント」を開いて「ブラシ」「パレット」「色パネル」を選択します。
ぼけた状態のブラシで、半径は小さめ、筆圧は100にしました。
これは描きながら調整していってください。
6.ペイント用の画像や、目のところをクリックすると「描画を開始しますか?」と出ますのでOK。
※オブジェクトに鍵が掛かっているとペイント出来ません。
7.色を変えつつ塗ります。
今回は黄色⇒赤⇒茶色で塗ってグラデーションを作りました。
出来た画像はこちら。
何がなんだか良く分かりませんが、目が綺麗に塗れればそれで良いんです。
8.材質のマッピング方式を「平面」から「UV」に変えてから、オブジェクトを鏡面に設定します。
自己照明が明るすぎた場合は、少し暗くしたり自分の好きな設定に変えます。
9.Tシャツも同じ様に色を変えてみます。
今回は大き目の512×512pixelで白い画像を「tsyatu.png」と作成します。
10.マッピングは「平面」で模様は「tsyatu.png」でOK
11.こんな感じになりました。
マッピングはUVに直しておきます。
メタセコで文字は入れられないので、一度ペイントが終わって保存した画像に、ペイントソフトを使って文字を入れたりしました。
後ろから見ると同じ文字が逆さになって表示されていますが、
仕様ですとしか言えません。
これが嫌な方はUV展開です。
UV展開の説明はおいおいやります。