メタセコからPMDエディタに持ってくるとなんでか材質の色がくすんでしまうので、設定を変えたいと思います。
まずは材質名を分かりやすいように日本語に変えておきます。
※XファイルではなくMQOファイルをインポートする方法もあるので、そちらを使った場合には材質名も引き継がれます。
材質タブを開いて、材質1の材質名に顔肌、材質2を白目、など、メタセコで作っていた材質を同じ様に名前を変えました。
材質名を保存しておきます。
※保存しないと材質名がリセットされて色々めんどうなことになりますので、必須では無いですが保存しておいた方が良いと思います。
材質名の一覧が載っているところで右クリック⇒CSVファイルへ保存。
好きな名前をつけてモデルやテクスチャと同じフォルダに保存します。
材質名一覧の材質を全て選択して、赤い矢印のところを一括変更します。
両面描画をすることによって、下から覗いた時にシャツの裏側が透明だったり、前髪の裏側が透明だったりする問題が解決します。
肌や目は特に両面描画する必要はなかったので後で直します。
地面影をつけないと、床にモデルの影が映ってくれない幽霊状態になります。
セルフ影は、同じ材質同士で影を作るかどうかです。
髪の毛であれば、上の方のはねている髪の房の影が下の方の髪の毛に影を落とすかどうか。
PMDエディタではセルフ影を付け外しても変化が見られませんが、MMDに持っていって再生すると変化がわかります。
材質設定が終わったら一度MMDで材質の確認をすることをお勧めします。
セルフ影マップは、他の材質に影を落とすかどうかです。
髪の毛の房の影が、前髪に影を落とすかどうかですね。
これもPMDエディタ上では変化がわかりませんのでMMDでの確認をお勧めします。
エッジ(輪郭)はサイズを好きに変えられますので、自分の好みに変えてください。
エッジの色も変えられます。
Toonは、立体に見えるための陰をつけるかつけないかです。
これはPMDエディタで変化が見られますので、好きなtoonに設定してください。
とりあえずtoon2.bmpにしました。
toonも自分で画像を作ってかっちりしたtoonにしたり滑らかなtoonにしたり、色の変化のあるtoonにしたりと色々出来ます。
今回は説明しませんが、気が向いたら記事を書きます。
検索すれば作り方は出てくると思います。
以上のことをしてみたものがこちら。
エッジが付いたり立体的な陰が出来たことがわかると思います。
これで終わってもいいのですが、せっかくなので材質ごとに設定を変えたいと思います。
まず顔。
エッジの色を茶色に変えて、エッジも好みの太さに。0.3で良いかな〜。
toonはかっちりした陰よりもやわらかい方が良かったのでtoon05にしました。
白目。
両面描画とかは全部とっぱらって(※セルフ影マップをつけると、肌の影が白目に落ちるのでこれはこれでつけておいた方がいいのかも?)
エッジは要らないのでチェックを外す。
toonはいらないのでtoonなし。
髪の毛。
toon02に変えて、かっちり濃い目の影にしました。
反射強度を少し高めの数値にしてテカリの表現をしてみます。
この辺りも数値を変えてみて自分の好みの数値にしてみます。
ズボン。
エッジの色とtoonを変えました。
目は反射強度は1にして、光の反射に影響されないようにしてみました。
toonをなくしたりしてみます。
顔再び。
うーん、やっぱり顔色悪いよね〜。
ってことで材質の色をちょっと変えてみました。
明るくなりました。
この拡散色やら反射色やら環境色を説明出来ないので検索してみてください。
というかこの辺りは仮の設定なので後でごそっと変更する可能性がありますので、とりあえず形になれば良いんだよ、という感じの設定だと思ってください。
これが正解ではないです。
環境色とかこの色だとのちのち悩みの種になるので、自分の好きなモデルさんの材質名を確認して勉強した方が良いです。
靴も適当な色に変えて材質設定終わりました。
顔色の良い見本君が出来ました。
MMDで表示させてみたいと思います。
MMDを開いてモデル操作のところで「読込」で見本君.pmxを開きます。
これだけだとセルフ影やセルフ影マップが確認できませんので、
モデル操作のところでプルダウンを「カメラ・照明・アクセサリ」にします。
これで色んな角度から眺めてみて材質のおかしいところや直したいところがないか確認します。
特に問題なければウェイト付けにうつりたいと思います。
もう一つ材質設定の大事なところでスフィアの設定があるのですが、今回は「とりあえず設定」なので、スフィアは後日記事を書く予定です。
多分。