ポリ直しから始める
修正とはいえどこを直したら良いのかよく分からないので、
ひとまず目に見えておかしいところを直していきます。
骨の位置とかウェイトのつけ方とかはPMDエディタで試行錯誤しながらやっていきます。
ということでまたメタセコに戻ります。
さっき必死こいてつけたウェイトとか一からやり直しになりますので
ご注意下さい。
※PMDエディタのプラグインでウェイトを保存するものとかあるのですが
いまいち分からないので、『あんなに苦労したウェイトをまた最初から?!』って
絶望した方は検索で探してみてください。
モデルを踊らせた時に特に気になったのが、
見えるはずの無い面が見えていたり、曲がり方が不自然だったところなので
その辺りを直していきます。
上半身ボーンを傾けると、ズボンと肌が見えてしまいます。
あともうちょっとなめらかに腰が曲がらないものでしょうか。
腕もカクカクしていてロボットみたいになっています。
肩の辺りも肌が見えてしまっています。
曲がり方がカクカクしてしまうのは、頂点数が少ないとき、面の分割が少ないときに
起こってくるものなので、頂点数・面の数を増やしたいと思います。
緩やかな曲線にしたい時にはこれでもかというほど面を増やします。
でもあまり極端に面や頂点数が多いと、ウェイトが上手くいかなくてイライラしますのでほどほどに。
それで修正後はこちら。
思い切って肌をがっつり削除しました。
腕とか脚とかの曲げる関節の部分を面を分割して頂点数を多くしました。
メタセコのナイフの「接続面を連続切断」でサクサク分割出来ます。
ズボンもお腹の辺りは削除して、曲がる面を分割します。
Tシャツも腰周りの面を分割してなめらかに曲がるようにしました。
ここで元に戻さないといけないときのために、別名で保存しておきます。
あとで泣く羽目になるので必ず別名で保存します。
さっき作っていた見本君.pmdファイルの骨をそのまま使うので、
面とか頂点を削除した骨だけのファイルをPMDエディタで作って
別名保存しておきます。
まず見本君を頂点と面だけ選択して(※骨まで選択したら意味無いよ!)
Shift+Deleteで削除骨が出来た⇒
別名保存念のため一回PMDエディタを閉じて再度起動。
別名保存した骨だけのファイルを開いてインポートでxファイルかmqoファイルを追加インポートする。
インポートの仕方は以前の「
骨とモデルの位置合わせ」の記事を参考に。
うーん…。大きさも材質の色もアレですね。
材質は保存していた材質ファイルで持ってくること出来るんですが(※材質名が同じで無いとあんまり意味無い)
大きさとかは何とか頑張って合わせる。ちなみに材質の保存はCSVファイルにて行いますので、保存したらpmdファイルと同じフォルダに入れておきます。
保存したCSVファイルを使う時には、保存の下に「CSVファイルから追加/更新」というものがありますのでこれで出来ます。
それでも何か上手くいかなかった時には、
CSVファイルへ保存の上の方にある
「材質のコピー」と「材質の貼り付け」で何とかなると思いますので頑張ってみます。
要らない材質は削除しておきます。
ウェイトを何もしていないファイルが出来たのでまたウェイト塗りをしていきます。
これの繰り返しです!
そろそろまばたきとかさせたいですね。
でもその前にもうちょっと材質の記事も書くかもしれません。