瞳星モーフを作る
今回は頂点モーフの続きです。
瞳の中にキラキラの星を入れます。
瞳星モーフは、前回やった頂点モーフの応用編?なので、
やり方が分かれば「怒りマーク」や、「瞳の中にハートマーク」「頬染め」「青ざめ」等に応用出来ると思います。
UVモーフも記事書こうかと思ったんですが、
まだこのブログでUV展開の事やってないので時期尚早かな、と!
UV展開の話を書き終わったら考えます。
LE版のメタセコではUV展開出来ないのでどうしたもんかな…と考えているところです。
そのうちメタセコのシェアウェア版の話題も出していくかもしれません。
1.球体から星を作る。
基本図形⇒球体⇒分割数が8ならばそのまま「作成」分割数が8じゃない場合は、「詳細設定」でU方向・V方向いずれも「8」に設定して作成します。
2.上の2段目までの面を残して後は削除
こうなります。
全選択⇒「選択部処理」⇒「頂点の位置を揃える」⇒Yの適用にチェックを入れる(※その他のチェックは外しておく)⇒「OK」8角形が出来るので、
その内の4点を選択して縮小する。キラキラっぽくなりました?
なるべく綺麗なキラキラにしたかったので、試行錯誤しながら理想のキラキラを目指します。
「Shift」を押しながら、ワイヤーの3番目を駆使して面を分割していったり、
頂点を拡大縮小しながら理想の形を目指します。
自分の好きなモデルに同じようなモーフがあれば、そのモーフの形を確認して参考にするのもありだと思います。
というか顔の中の小さい瞳の中の更にその中の星なんで、実際に使う時には相当小さく見えるはずです。
ちょっとぐらい角ばったキラキラでもそんなに気になる程では無いと思います。
妥協点を探します。
3.瞳の中に入るので、ちょっと縦長にしました。まん丸の瞳のキャラは縦長にしなくても良いのではないでしょうか。
4.左目でも右目でも、好きな方に見本君の瞳の中に星を入れてみて位置調整をする。この時材質は瞳星か何かで分けておくと、後で作業がしやすいです。
位置がオッケーならば
ミラーリングして両目にキラキラが出るようにします。フリーズしておくのも忘れずに。
5.瞳星のオブジェクト以外を非表示にして、材質も瞳星以外を残した状態で別名保存。XファイルでもMQOファイルでも、PMDエディタでインポート出来るならどちらでも良いです。
材質は残してても良いんですが、PMDエディタにインポートした時に材質が追加されて後々削除することになるので、インポートする前に最初から削除していた方が無難だと思います。
6.PMDエディタで見本君のPMXファイルを開いた状態で「ファイル」⇒「インポート」⇒先ほど作った瞳星のXファイルかMQOファイルをインポート。インポート方式は必ず「追加」で行います。
※もしインポートした時に大きさがずれていたら頑張ってサイズ変更して下さい。
7.瞳星を見えない状態にする
見本君を開いた時に瞳星が出ているのではモーフの意味が無いので、
通常は白目の奥の方に隠しておくことにします。
瞳星の材質だけ絞って頂点を選択して、移動で目の奥の方、見えなくなるまで移動させておきます。8.頂点モーフを追加する
「モーフ」⇒右クリック⇒「新規モーフ作成」⇒「頂点/UV」「モーフ編集」に名称とパネルを設定する。
瞳星の材質だけ絞って頂点を選択⇒星が見えてくる位置まで移動させる。
瞳のハイライトが残っていると不自然だったので、瞳星モーフを適用した時には
瞳のハイライトを消す様にしたいと思います。
瞳のハイライトの材質に絞って、今度は
ハイライトを白目の向こう側の見えない位置まで移動させます。出来ました。
反映でモーフをチェックして「新規追加」をします。瞳星の部分をハートマークにすると、瞳ハートモーフとか出来ますね。
同じ要領で、怒りマークを額の奥の方に隠しておいて、モーフの時に額に出てくる様にしたりすると怒りマークのモーフも出来ます。
ピアスをつけたり下まつげを生やしたり涙を溜めたり髪飾りをつけたりとか、
発想次第で色んなモーフが作れるので、可能性は無限大です!
中には帽子や眼鏡もモーフで設定しているモデルもあると思います。
表情の変化だけで頂点モーフを使っているのはもったいないので、是非色んな頂点モーフを作っていってあげてください。
ちなみに青ざめモーフや頬染めモーフは、透過PNGファイルを使って、
隠れている青ざめテクスチャを前面に移動させる…という作業をするものが多いのですが、
透過PNGの説明をしていないのでこれも気が向いたら記事にします。
アルファつきPNGファイルは使いこなせればすごく完成度の上がるものですよ!!
前髪の半透明とか出来ちゃう!レースっぽい薄い半透明な生地でも大丈夫!すごい!!
気が向いたら、記事にします。